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かねふと美術
ドリームカラー作品集
F4号(333x242x18)
KF張キャンバス(厚さ18mm程度)に描いたアクリル画(原画)です。
A4用紙(297x210)より少し大きく手軽にご自宅やお店に飾ることができます。
ドリームカラー作品
夕暮
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沈む夕日に向かって西へ西へと車が走る。
少年トムと父親のクラドックが乗ったトラックの荷台にはキャンプ道具が積んである。
途中から鉄道が合流したので、車は線路沿いに街へと入った。
夕暮れ時、あちこちの家の煙突から白い煙が立ち上っている。
「この辺の住宅はまだ薪を焚いているのかも知れないね」
「お父さん、ここは一体どこなの」
「ああ、鉄道の街ディドコットさ」
その時、近くから汽笛が聞こえた。ぴぴぴーーーー
やがて石炭を運ぶトロッコをけん引する小さな機関車と、とても大きな蒸気機関車が並んで走ってきた。
「蒸気機関車が並んで走るなんて、ぼく初めて見た」
「ほら一緒に中央駅へ入構するところさ」
このときディドコットの街全体が真っ赤に染まったように見えた。
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鼎が浦湾を横断する鉄橋が開通する佳き日。
この橋は長さが 1,344 mの斜張橋です。吊り橋みたいでとても格好良い。
この日、この鉄橋の開通を祝って、アメリカから蒸気船「ミシシッピ」が駆け付けてくれました。
二本の煙突から白い煙を吐いて、大島から湾の奥にある船着き場へと向かっています。
この船にはモネとマネの姉妹が乗船していました。
「モネちゃん、この蒸気船に乗れて良かったね」
「そうよ、マネ。乗船希望者が100倍の中から抽選で乗船券を手に入れたのだからね」
「ああ、モネちゃん。鉄橋の上を蒸気機関車が走っているよ」
渡り初めは、南風鉄道が所有する金色のタンクの蒸気機関車233号です。
こんなコラボはめったに見られません。
心地よい海風、ちょっと夕陽が眩しい。マニアには堪りません。
歌ってよ夕陽の歌を!
歌ってよ心優しく!
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