かねふと文庫 気仙沼市舘山
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星屑の事件簿
港町気仙沼を舞台とした探偵小説
![Sphere on Spiral Stairs](https://static.wixstatic.com/media/11062b_952485dce28e4eac9e9f09d63fdc9ada~mv2.jpg/v1/fill/w_147,h_147,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/11062b_952485dce28e4eac9e9f09d63fdc9ada~mv2.jpg)
棒組み (2017)
鼎が浦に住むサナとマサの活躍を描いた探偵物語
定価1000円(税込み)送料200円別
星屑の事件簿Ⅰ【棒組み】は、宮城県気仙沼市をモチーフにした架空の町「鼎が浦市」を舞台として、そこで探偵舎を設立したサナとマサの活躍を描いた探偵物語。
棒組みとは相棒と同じ意味、サナとマサが組んで駕籠かきとなって担ぎ棒を握る、この両人、果たして上手にうまくいくのか。
第一話は神奈川県の二宮から列車で移動してきたサナが、鼎が浦駅に到着する場面から始まる。
文中ではシャーロック好きのサナが、鼎が浦で探偵を始める顛末が語られる。
また鼎が浦探偵舎で行動を共にすることになる「やさぐれのマサ」も、サナの良き棒組みになるべく登場する。
第二話では行方不明になった飼い猫カラを探す依頼が探偵舎に舞い込む。
市井の小さな事件、仮に迷い猫を探し当てたとしてもその報酬は微々たるもの。
でもサナは依頼人の事情を知ると全力を出すタイプ。
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眠り姫 (2018)
短編が3話、瑠璃色の空、眠り姫、ミッション
定価1000円(税込み)送料200円別
星屑の事件簿Ⅱ【眠り姫】は、宮城県気仙沼市をモチーフにした架空の町「鼎が浦市」を舞台として、そこでおきる3つの事件から構成されている。
そしてそれぞれが独立したエピソードに見えて、実は密接に繋がっている。
第一話の「瑠璃色の空」は行方不明になった船員の悲哀物語。
京介が泊まった旅館「浜見屋」の女将から長期宿泊の船員が愛犬のポコと共に、昨日の夕方から行方不明になったと相談を受ける。
第2話の【眠り姫】はご神託を授かる役目を持つ巫女が登場する怪事件、早朝離島の大島へ向かった京介が、湾内で漂流するボートを発見する。
そのボートには美しい女性が薬物を摂取した影響で深く眠り込んでいた。
一見すると自殺未遂のように見えたが、京介は殺人未遂事件と断定する。
そして最後の「ミッション」は離島の大島で起こる未曾有の大事件。
以上の事件は京介が「鼎が浦」に滞在したほんの3日間に起こる。
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国際的な犯罪グループ「ランバルディ」と対決
神無月 (2019)
定価1000円(税込み)送料200円別
国際的な犯罪組織ランバルディが起こす拉致事件。往年の名車ダイハツ・コンパーノ・スパイダーに乗った篤子と正孝の夫婦が、神奈川県の大磯を出発し、宮城県北の「鼎が浦」に向かう。
21歳の探偵サナはこの篤子の姪に当たる。篤子と正孝の夫婦は漸くたどり着いた陣山ホテルでサナに久々に面会するが、彼女は彼らを頑なな心で拒絶する。
すごすごと引き下がる彼らだったが、サナの相棒のマサから彼らの車コンパーノのブレーキオイルが漏れるように、何者かによって工作されていると教えられる。
仕方なくサナは自分の車ダットサン・サニートラックで彼らを宿泊先の柏崎ホテルへ送るようにマサに命じる。
この後サニートラックはブルーバードに乗った犯罪グループによって追突事故を起こされ、マサは篤子・正孝夫婦と共に拉致されてしまう。
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桔梗星 (2020)
事件の舞台は杜の都仙台そしてバルセロナ
定価1000円(税込み)送料200円別
気仙沼湾に浮かぶ大島で起きた事件(既刊、星屑の事件簿Ⅱ【眠り姫】かねふと文庫)から1年後、宮城県警の刑事北村京介に新しい事件が起こる。
今回の事件の舞台は杜の都、仙台そしてスペインのバルセロナへと繋がる。
熊沢明美が店主を務める骨董屋デンデンコロリコへバルセロナに住んでいる早坂貴彦が突然訪問する。
彼はデンデンコロリコを丸ごと5億円で買い戻したいと明美に迫る。
そして彼が持参したボストンバックに入った現金の1億円を手付金として明美に預け、風のようにまたバルセロナへ戻ってしまう。
彼がなぜ元の地所を買い戻したいのか、その謎が深まるが、そこには17世紀に伊達政宗の命により、サン・フアン・バウティスタ号で牡鹿半島の月ノ浦を出帆した慶長遣欧使節団が絡んでいることを知る。
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守り人 (2022)
7年前に失踪した中学一年生の月渚を探すミッション
定価1000円(税込み)送料200円別
西暦2000年、ミレニアムの9月末、鼎が浦市にある陣山ホテルのグランドフロアの奥にひっそりと構える「鼎が浦探偵舎」へ弁護士の小峠拓也とこのホテルのオーナーの加藤栄市が訪問した。
待ち構えるのは探偵のサナとその相棒マサの2人。拓也が持ち込んだ新しい仕事は、7年前に行方不明になった当時中学1年生の守畠月渚(るな)を3カ月以内に探し出すこと。
探偵のサナとマサは、迷子の猫を探し出したことはあっても、行方知れずの少女を探す依頼を受けたことは無い。
しかも警察が全力を尽くしても手掛かりは無し、それを7年後の今になって探し出すのは至難の業。
探偵の2人は当然断るものと思われたが、その成功報酬が500万円ときいて、がぜん張り切った。
「探偵は隠れている人を探す」
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